「喧嘩はしちゃダメだよ!!」
幼い声が聞こえて
それに導かれるように私は顔を上げた。
そこにはボロボロと涙を流しながら
両親の喧嘩を止める幼い自分がいた。
そういえばあの時の私は……。
まだ勇敢に立ち向かってたんだっけ……。
まだ小学校低学年の私は
“絶望”という言葉も意味も知らなかった。
希望に満ち溢れていて
絶対に2人は仲良くなるって
根拠のない自信だけで私は動いていた。
あの2人が仲良くなるなんて
ありえないって……。
今なら分かる。
でも……。
目の前にいる小さな自分が少し羨ましい。
なんの躊躇もなく
両親に立ち向かっていくその姿が
今の私には眩しすぎる。
また目を逸らそうとした時
私の心をエグる言葉が飛んできた。
「子供が口を挟むんじゃない!!
だいたい……。
お前のせいで俺たちは別れられないんだ!」
「そうよ!!
アンタなんかいなかったら
こんな奴ときっぱり別れられるのに」
「わたしのせい……?」
小さい頃の私は
この時……初めて
“絶望”を感じただろう。
幼い声が聞こえて
それに導かれるように私は顔を上げた。
そこにはボロボロと涙を流しながら
両親の喧嘩を止める幼い自分がいた。
そういえばあの時の私は……。
まだ勇敢に立ち向かってたんだっけ……。
まだ小学校低学年の私は
“絶望”という言葉も意味も知らなかった。
希望に満ち溢れていて
絶対に2人は仲良くなるって
根拠のない自信だけで私は動いていた。
あの2人が仲良くなるなんて
ありえないって……。
今なら分かる。
でも……。
目の前にいる小さな自分が少し羨ましい。
なんの躊躇もなく
両親に立ち向かっていくその姿が
今の私には眩しすぎる。
また目を逸らそうとした時
私の心をエグる言葉が飛んできた。
「子供が口を挟むんじゃない!!
だいたい……。
お前のせいで俺たちは別れられないんだ!」
「そうよ!!
アンタなんかいなかったら
こんな奴ときっぱり別れられるのに」
「わたしのせい……?」
小さい頃の私は
この時……初めて
“絶望”を感じただろう。

