私のヒーロー

「すご……い」

「はっ!

こんなんも出来ねぇ何てな」



勝ち誇った優輝の顔に
腹が立つけど何も言い返せなかった。


だって優輝……。


3回やって3回とも
当ててるんだもん!!



「優輝の特技発見!!

凄く格好良かったよ!!」

「……あんまり人前で
そういう事……言うんじゃねぇよ」



照れくさそうに言うと
優輝は私から目を逸らした。


顔……真っ赤だ……。
なんか可愛いかも……。



優輝を見つめていれば

射的のおじさんが
コホンと咳払いした。




「はい景品!!

おじさんに見せつけないでよ~。

2人がラブラブなのは分かったから!」



ラブラブ……。


その言葉に1人で固まっていれば

優輝はおじさんから
景品を受け取りニヤッと口角を上げた。



「見せつけたいくらい
ラブラブだからな」

「熱いなー君たち……!!」




な……。
優輝は何を言ってるんだ!?


焦る私をよそに
優輝は1人笑顔を浮かべていた。