私のヒーロー

「亮祐……何言ってんだよ?

いくら優輝が
亜樹の事を好きでも……。


暴力で解決する訳……」




翔の言葉を遮るように
亮祐は哀しそうに話しだす。




「アイツなら……やりかねない。


お前らだって知っているだろ?
アイツが愛情に飢えている事」



愛情に……飢えている?


亮祐の言葉に
翔も雅人も気まずそうにしていた。



でも私にはちっとも分からない。


優輝はたくさんの人に
愛されてるじゃん。


学校の皆や闇炎の皆……。

なのにどうして……。




「亜樹……。


アイツはな……
本当の愛を知らなかったんだ。


お前に出会うまで……」




愛を知らなかった……?

何で……?




「どういう事……?」



私が聞けば亮祐は
ゆっくりと口を開く。