私のヒーロー

「だが!!

お前の中では
もうどうしようも出来ないだろ?


このままの状態が続けば……
アイツは本当に壊れるぞ!!


お前の手で……
姫条を壊すことになるんだぞ?」



っ……。

稜也の言う通りだ。


私がこのまま
優輝を避け続ければ……。


優輝はきっと壊れてしまう。



私が優輝を壊す……?



そんなの……。




「嫌だ……」



絶対に嫌だっ!!




「だったら……。
お前は向き合わなきゃいけない。


姫条と……。


その為には
コイツらにも話すべきだ。


コイツらもお前の事
心配している」





稜也の言葉が
私の胸に突き刺さる。


稜也の……
言う通りかもしれない。



「私ね……」