私のヒーロー

私が知っている優輝は……。


こんな事しない。
なのにっ……。


胸が苦しくなり
目の奥がジーンっと熱くなる。



「……て……」



“やめて”

言葉にならない声が私の口から出る。


もうやめて……。
優輝……!!



「……誰だ……」



私の声が聞こえたのか
優輝はそう言い放った。


その声は
私が聞いた事も無い低い声。



これが……

闇炎のトップとしての優輝。


本当の優輝の姿……?




「出てきやがれ!!」




優輝の声。


でも優輝の声じゃない。



私はあんな優輝は知らない。