私のヒーロー

なんか胸がザワザワする……。



そう思いながら
私はさっき優輝が投げた手紙を拾う。




「え……」



手紙を読めばそこには
何故か私の名前が書いてあった。




【2町目の廃工場に来い。





神崎 亜樹っていい女だな?

来なかったら
どうなるか分かってるな?】





「ごめん……やっぱり私……」

「亜樹!?」



私は部屋を飛び出した。

後ろから亮祐やみんなの声が
聞こえたけど足を止めずに走り続ける。



優輝が危ない目に合うなんて耐えられない。
それが私のせいならなおさら……!


私は手紙を握りしめ
2丁目の廃工場に向かう。