私のヒーロー

「亜樹~お帰り」

「ただいま翔!!」




翔は私に勢いよく抱き着いてきた。


私と翔は

同じくらいの身長だからか
お互いに親近感が湧くみたいで
すっごく仲が良い。




「チビ同士じゃれ合うな」



抱き合っていれば

金髪の男が私たちを
見下ろすように立っていた。




「ちびじゃない!」

「チビじゃねぇ!」

「へ~」



金髪の長身で
ムカつく事を言うのは雅人だ……。




「雅人って何かと
私たちに突っかかってくよね~」

「もしかして~

僕たちが仲良いから
嫉妬してるんじゃない?」



翔がぎゅっと
私を抱きしめる。




「誰が嫉妬なんかするか!!

お前ら優輝と浅木にしばかれろ!!」



雅人……
いきなり叫ばないでよ~。


うるさい!!