私のヒーロー

「ごめんね優輝……。

私……!!」

「悪かった……」




優輝に抱きしめれる。
力強く……。



「何で優輝が謝るの?」

「お前が酷い目に
あってるなんて気付きもしねぇで……。

しかもそれが俺のせいだなんて!!」




震えだす優輝の体。

私は……
結局何がしたかったんだろう?


傷ついて欲しくない人を
私の手で傷つけた……。




「優輝のせいなんかじゃない!

私が隠してたから……」

「隠してても!!
彼氏なら気付かなきゃならねぇだろ!?


アイツの言う通り……。
俺にお前を責める権利なんてなかった」



優輝……。
ごめん……ごめんなさい……。


だから……。
そんなに苦しそうな顔しないで……。





「今日はそのまま帰るぞ……。

……送ってく」




優輝は私から
離れスタスタと先に行ってしまう。