私のヒーロー

それがいけなかったの?

でも優輝の様子が変だったのは
学校の時からだし……。


考えても分からない。


優輝の言葉を待っていれば
タメ息まじりに口を開く。




「嫉妬相手が
闇炎の連中だけな訳ねぇだろ?」

「えっ……」

「あー……。

お前のせいで
怒るのが馬鹿らしくなってきた」



そう言って顔を緩ませる優輝。



「……こっち来い」




手招きをされて
ゆっくり優輝に近づく。




「ったく……早く来い」



待ちきれないように
優輝の両手が私に向かって伸びてくる。



私はそのまま
引き寄せられるように抱きしめられていた。