私のヒーロー

「……そいつは闇炎のNO2だ。
あんまり気安く近づくな。

……お前は俺の傍にいろ!!」




怖い顔をした優輝は
私の手を引っ張り自分の隣にをおく。


ん?
NO2?



「……」



確かにこの中じゃ1番まともな気もする。




「おいおい。
NO2とか関係ないだろ?

亜樹を他の男と
仲良くさせたくないなら
正直に言ったらどうだ?」



亮祐の言葉を聞いた優輝は
思いっきり顔を顰めていた。



「そんなんじゃねぇーよ」

「へぇ?
NO2がダメならNO1に
近づいたら駄目なんじゃないか?」




翔までなんか絡みに来たし。

いったい……なんの話を……?



NO1って事は優輝だよね?
優輝に近づいちゃダメなのかな?