「あのさー……。
いい雰囲気のところ悪いんだけど……」




声が聞こえて振り向けばそこには
可愛い男の子と亮祐と金髪がいた。


この3人……確か……。
稜也と一緒にいた時に会った人たちだ。




「っち。
テメェらなんだよ!
勝手に入ってくんじゃねぇよ!!」




うわぁ……。
優輝めっちゃ怒ってる。




「これでも
気を遣ってあげた方なんだけど!!」




可愛い男の子は
プクッと頬を膨らませていた。


……可愛い。




「っち」

「優輝。
幹部紹介しないのか?」

「……する。
じゃあ亮祐から頼む」




機嫌が悪そうな優輝を
慣れた様に扱う亮祐。


流石としか言いようがない……。