私のヒーロー

「ってここ優輝の家じゃん」



目の前には大きな倉庫が。

何でここに……?




「今日はお前を仲間に紹介する」

「……え?」

「……正式に
闇炎の幹部としてお前を迎える」



真剣な顔……。
本当に真っ直ぐな瞳をしてるな……。


って……。




「幹部!?」

「当たり前だろーが」




いやいや。
当たり前じゃないし!!


幹部って偉い人でしょ!?
そんな中に入っていい訳!?



「なに騒いでんのー?」




倉庫の扉から出てきたのは
見覚えのある可愛い顔の男。


この人……!
亮祐といた……。




「何でもねぇ。
おい、行くぞ」

「わー!?」



いきなり手を引っ張られ
倉庫の中に入っていく。