私のヒーロー

「稜也~!!
おい、無視すんなよ~」



アイツは必要以上に
俺に付きまとってきた。


何でわざわざ
俺の所に来るんだ……。



アイツは明るい性格からか
転校初日には学校の人気者になっていた。


そんな奴が俺に
関わろうとするなんて
何か裏があるんじゃないか。


そう思った俺は
警戒心を弱めることはしなかった。



それなのに
アイツはそんな事
全く気にせず俺に話しかけてきた。


毎日……毎日。