私のヒーロー

次の日


俺のクラスに
転校生がやって来た。


安藤 蒼太(あんどう そうた)。

茶色い髪が
整った顔を際立たせ


そして
キラキラとした
笑顔をも引き立てていた。




「あっ……昨日の……!!
ってかアンタの名前なに?」



俺の顔を見るなり
大声で叫ぶソイツ。


昨日……
河原で会った騒がしい奴。



「……」



俺が無視していれば
座席表で俺の名前を確認していた。




「んー……これか!!
えっと……浅木 稜也!」



勝ち誇った顔をしながら
俺に向かって歩いてくる。



「よろしくな!稜也!」



クラスの奴らは
驚いたように目を丸くしている。



顔には出さないが
……俺が1番驚いてる。