私のヒーロー

「アイツが
俺の前に現れたのは中学に
入学して1か月も経たない時だった。


この河原で……
アイツと会った」



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「なぁ!!
アンタこんな所で何してんの~?」



いやにテンションが高くて
無駄に元気な声。


俺には縁がない
キラキラと輝く笑顔。



俺には眩しすぎて
最初は無視してたんだ。


だが……。

ソイツはしつこい
くらいに俺に話しかけてきた。



だから俺はつい……。



「……うるさい」



そう呟いていた。



「おっ!!
やっと喋ったな~。

……サンキュウな!
このまま黙ってたら俺
アンタに抱き着いてたかも!」



そう言って
面白そうに笑ってた。



そもそも
これが俺の人生最大のミスだったんだ。


あの時

無視し続けていたら
何かが変わっていたのかもしれない。