私のヒーロー

「ちょっと!!
アンタ達……なにやって……!?」



倉庫に飛び込み
叫んだ私だったけど……。


その言葉は
途中で止まってしまった。




「浅木……くん……?」



そこにいたのは
何十人いるか分からない数の不良と


その中心で血だらけになって
倒れている浅木くんだった。




頭の中が急に真っ白になった。


一体……何が……?



「アンタら……。
浅木くんに何をした……」



自分でも驚くくらい
低くて怖い声。


でも今は
そんな事に構ってられない。