~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『おかえりー どうだった??』
教室に戻ると美香が目を輝かせて
聞いてきた。
『どうって?』
『えっ? さっきの告白だったんでしょ?
付き合ったんじゃないの??』
『あぁー 断った…』
『は!? …… 信じらんない……… 』
『ごめん、眠いからもう寝るわ…。』
隣でブツブツとしゃべってる美香を
無視してそのまま午後の授業まで
睡眠時間に費やした
~~~~♪
『理沙! アイス食べて帰ろー!』
『いいよー 美香のおごりで!』
おごらないよ!とか言いながら
放課後は美香とアイスを食べて
その後に買い物をしながら帰った
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日の朝、下駄箱で靴を履き替えていると 『花澤さん』と誰かに呼ばれた
振り返ると昨日告ってきた人がいた
『何?』
『俺、やっぱり諦められない だから
花澤さんに俺の事好きになって
貰えるように頑張るわ! じゃっ』
そう言って彼は立ち去ったが…
えっ? 何今の?
諦めたんじゃなかったの??
もしかして…
とんでもないやつに目を付けられたかも…
その考えは見事に的中し平和だった
日常が崩れ始めたのであった……。
