『 今いい?』
遠くからだったからわからなかったけど
けっこうイケメンの分類に入る感じの
顔をしていた
『うん。』
『じゃあ、此処じゃあれだから場所を
移動しよう。』
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中庭に移動したが私達以外には
誰もいなかった。
『で、話って?』
『あっ うん。
オレ神崎 優斗って言うんだけど…』
そう言って黙りこんだ。
『…好きです! 付き合って下さい!!』
『…………………。』
まさかの告白…でも…
『ごめん… 』
『何で?』
何でって…めんどくさいからなんて
言えないし…
『えーと… 貴方の事よく知らないし
好きってわけでもないのに付き合ったら
相手に悪いから? 』
まぁ…こんな感じでいいだろう…
『そうだよね… いきなり知りもしないと
付き合うなんて無理だよね…。』
納得してもらったみたいだし
そろそろ帰るとするか
『じゃ、私はこれで…』
そう言って彼と別れて教室に戻った
