「ねむっ」

呟きながら、ふあっと欠伸をする。
昨夜は結局明け方まで二人でギャーギャー言いながらホラゲーをやっていた。

いやぁあの効果音いい、急に出でくる感じといい、まじで怖かった。ゆーちゃん居なかったら夜を明かすことも出来なかったわ。


「すずちゃん眠そうだねー」

「俺も超ねみぃー」

「次歴史じゃん、寝るわー」

クラスメイトたちに話しかけらるが、瞼が開かなくて頷くように首がカクンカクンする

ゴッ

「ふげっ」

カクンカクンしすぎてとうとう机に額を打ち付けた。ジミにくそいたい。

額を摩りながら再び欠伸をして、取り敢えず話しかけてくれていたクラスメイトたちに視線を向ける。


「「「............」」」

「片震えてんよ?」

「「「ぶっふぉ...wwwwww」」」

「ゴッて、めっちゃいい音したwww」

「やべぇすげぇwwww」

「さすが俺たちに出来ない事を平然とやってのけるwww」

「そこに痺れるwww」

「憧れるゥwwww」

「ファーーww息ピッタリwww」



このクラスは笑いの沸点が低すぎるとちゃいますか。