「失礼します、染井遥さーん検査…あら夏希ちゃん今日も来てくれてたの?」 『あ、はい。今から検査ですか?』 「そうなのよ、ごめんね夏希ちゃん」 『いえ、大丈夫です』 じゃあねと声をかけても俯いたままの遥、私は病室をあとにした。 家まで走って帰った。 頬を伝うのは汗か、涙か