えっとおじいちゃんの病室は、と… 病院にはいってすぐにあった受付で聞いた病室を目指す。 108号室 あった、ここだ! 『おじーちゃーん!』 ドアを開けそっと顔をだし中を覗く。 「おぉー、我が愛しの孫よ!来てくれたのか」 ベッドに転がったおじいちゃんが私に向かって手を伸ばしている。