そのすぐ後に看護師さんの検査がはいって私は病室をあとにした。
写真、か。
私には写真を見るときの遥のあの微妙な顔が気になっていた
遥のあの顔はあまり好きじゃないなぁ…。
遥はやっぱり笑顔だよ!
うんうん一人頷く私の背中から声がかかった。
振り返ったそこには最近仲良くなった受付けのおばちゃん。
「夏希ちゃん、今日はもう帰るのかい?」
『あ、おばちゃん!今日は遥の病室に検査がはいったから帰ります』
「あらあら、恋人二人の仲を裂くなんて……。罪深いわぁ」
『………おばちゃん、その話もっと詳しく』
「あ、今言いたいのはこのことじゃなかったわ」
『………私が聞きたいのはさっきのなんですけど』

