ま、まさかっ… いや、でもあり得る!ここ病院だし。 『ゆっ、ゆうれ「バーカ、足下見ろよ」 私の言葉を遮った声の通り足下を見ると、そこには白い紙飛行機。 紙飛行機…?なんでこんな所に。 思わず拾い上げ首を傾げる。 「俺が投げたの」 声がする方に視線を向けると、一階の病室の窓から顔をだしこっちを見ている男の子。 年齢は私とあまり変わらなそうだから、17ぐらいかな?