ああああああああ……。
またやってしまった。
なんでこう、いつも、後先考えずにバカなことばっかりやってしまうんだろう。
もう、消えてしまいたい……。
あの星になりたいよ……。
(って、どの星?)
そう思いながらチラリと彼の方を見た。
やっぱりそうだ。
“コロちゃん“だ。
中庭のベンチに腰掛けていたあの人。
わたしがいつも窓から覗いてその姿を探していた人。
同級生だったのか……。
まるで夢でも見てるみたい。
なんて、夢見てる場合じゃないってば!
コロちゃんにはずいぶん前に、黒板消しを拾ってもらったことがあった。
あんな恥ずかしいこと……まさか覚えてないよね?
もう一度、彼の方をチラリと見る。
彼はわたしのことなど気にする様子もなくモグモグとパンを食べている。
――覚えてるわけないか。
わたし、存在薄いもんね。
ホッとすると同時に、ちょっとガッカリもした。
さらにもう一度、視線を彼の方へ向けた。
――あ。
目、合っちゃった。
またやってしまった。
なんでこう、いつも、後先考えずにバカなことばっかりやってしまうんだろう。
もう、消えてしまいたい……。
あの星になりたいよ……。
(って、どの星?)
そう思いながらチラリと彼の方を見た。
やっぱりそうだ。
“コロちゃん“だ。
中庭のベンチに腰掛けていたあの人。
わたしがいつも窓から覗いてその姿を探していた人。
同級生だったのか……。
まるで夢でも見てるみたい。
なんて、夢見てる場合じゃないってば!
コロちゃんにはずいぶん前に、黒板消しを拾ってもらったことがあった。
あんな恥ずかしいこと……まさか覚えてないよね?
もう一度、彼の方をチラリと見る。
彼はわたしのことなど気にする様子もなくモグモグとパンを食べている。
――覚えてるわけないか。
わたし、存在薄いもんね。
ホッとすると同時に、ちょっとガッカリもした。
さらにもう一度、視線を彼の方へ向けた。
――あ。
目、合っちゃった。