オレ達は流れで、しばらく4人でブラついていた。


ユウの希望により、女の子ふたりはヨーヨー釣りをすることになった。


こういうのが得意なユウはさっさと自分の分を釣り上げてしまった。


ちぃちゃんはというと、まさに予想通りって感じで、すぐにこよりが切れてしまっていた。


ぷ……。

ドンくさ……。


しょんぼりする彼女にユウが声をかけた。


「ナオにやってもらい? めっちゃ上手いねんで」



は?

オレ……?