…この子の目当てはきっとあの人なんだろうなー。 男子も同じ日時で試合だったけな、と顔を思い浮かべる。 あんな馬鹿な男の何がいいのやら。 恋する乙女は謎でしかない。 チャイムが鳴ってみんな席につき始める。 「場所とかは詳しく後で連絡するね。」 わかったー!!と言って香菜は自分の席についた。 私は窓側の一番後ろなので、日当たりもよくお昼あとは眠くなる。