月夜と薔薇


最終的には頭をなでながらゆっくりした。

柚も完全にリラックスしてるみたいだからよかった。

本当に気に入った。
俺も癒される。

これはかなりハイペースで会う予感。

昼過ぎから会っているはずなのに気が付いたら日が傾いていた。

「柚ー、そろそろ帰る?」

「…いや」

「嫌ってw疲れてないの?」

「…」

「体調悪くならないうちに帰ろ?ね?
 またすぐ会えばいいじゃん?」

「…うん」

しぶしぶ頷いてる。

かわいいやつだなー…

また近々会うことを心に決めて送り届けた。