ピピピピッ――― ピピピピッ―――



目覚まし時計の音が部屋に響きわたる...

「....ん~っ....」

ガシッ!!


ピピピピッ――― ピピピピッ―――


止めても、止めても
鳴り止まない目覚まし時計。


ピピピピ――ッ!


「あ~、もう!うるさいなっ!!起きればいいんでしょ!?」


私は目覚まし時計に逆ギレして起きる。
これは日常茶飯事。
寝起きが悪いのは、家族一かもしれない...




充電器に繋がれたスマホを手に取り
メールを確認する。



“新着メールが3件あります。”



「あっ、百合からだ...」


百合は中学からの親友で家も近く、家族同士で仲がいい。
昨日も百合の家に夜遅くまで居候してた。


あとの2件は登録してあるメルマガだった。