次は主人公の彼女(?)真壁千鶴です。

真壁千鶴は、主人公の葛城隆志とは同じ大学でした。

本編でも述べていますが、大学在学中に葛城隆志に告白をされています。

千鶴は断りましたが、葛城聞く耳を持たず、告白の日の夜から電話とメールがくるようになりました。

千鶴はそれにずっと耐えていましたが、ついにはノイローゼのようになり、彼を殺そうと決意します。

そんなとき、殺し屋の話を耳にしました。

彼女の友人が殺し屋に依頼したことがあり、その話を聞いたのです。

かなりの大金が必要と言われましたが、依頼をします。

ちなみに、男は最初「真壁千鶴は五日後に死ぬ」と言っていましたが、それは本気でした。

葛城が金を払うことを拒んだら、千鶴を殺すという契約だったのです。

もし葛城が金を払わず、五日後に千鶴が死ななければ、占い師としての信用を失ってしまうからです。