ねぇ、シュウ。
私のことずっと待っててくれてたの?
それは今も……?
できることなら今すぐにでも迎えに行きたいよ。
でも、
なんだろう……。
行けない。
離婚したばかりのシュウを迎えにいくことは、気が引けるんだ。
それに、
何度離れてもやり直してきた私達は、逆に言うと何度やり直しても離れてきた。
もしやり直すことができても、又ダメになるんじゃないかって不安なんだ。
シュウが本当に私を必要としてくれてるのかも分からない。
だってシュウ迎えにきてくれないじゃん。
迎えにきてくれないじゃん。
ゆかりさんと会ってから一ヶ月が経ち、それでも私は動けなかった。
外で吹く風が冷たくなって、シュウを迎えにいったあの日を思い出す。
あの頃はただシュウに会いたくて……。
年を重ねた分だけ、傷つくことから自分を守ろうとする。
「ママー、こうえんにいこうよ」
「ダメ!裕介は風邪ひいてるでしょ?」
「だってはるなちゃんとあそびたい!」
「はるなちゃんに風邪がうつったら、はるなちゃんが辛いんだよ?」
「……」
「だから今日は家で暖かくしてなさい」
「……うん」
ふて腐れる裕介がなんだかすごく可愛い。



