よしあいつより早く着替え終わって先に帰ってやる!
女子の方が着替えんのおせぇーだろ!

でもあいつは……


「マジかよ………」

「れん君先に帰ろうとしたでしょ?そうはさせないんだから!エッヘン!」


エッヘン!じゃねぇーよ!こいつ何もんだよ!

ある意味こぇーよ!ホラーだろ!


「さぞ瞬間に着替えたんだろうな?ご苦労だな?」

「クスクス 男子には分かり得ないだろう!裏技を使ったのだ!」


裏ワザ?


「着替えに裏技なんかねぇーだろ」

「スカートめくってみればわかるよ?」


そう椿はニヤニヤしながらスカートをちらつかせながら言った


「は!!!!!???お前何言ってんだよ!!馬鹿か!」

「何焦ってんの?可愛いー顔赤らめちゃって!」


こいつ……俺で遊んでやがる


「答え合わせしてあげようか?ジャージだけ脱いでその上から制服に着替えたの、後々楽なように制服を重ねて脱いどいた!」


ずいぶん自慢げに言うな


「それ裏技でも何でもねぇーだろ?ちゃんと着替えろよ」

「こうでもしないとれん君先帰ちゃうでしょ?」


ギグッ!


「とゆうことで行こう!」

「えっ?」


俺は毎日こいつに腕を引っ張られて巻き込まれなきゃいけねぇーのか?