そんな過去のことを思い出しながら俺は冷蔵庫にあった麦茶と適当にそこら辺にあるクッキーを持って自分の部屋に持っていった


「待たせたな、麦茶でいいか?」

「あっ!うん、ありがとう!」


椿は、俺から麦茶をもらうと一口含み黙った


「何もねぇーだろ?外出るか?」


椿は2分前を見つめてから答えた


「ううん、ここでいいよ!でも相変わらず綺麗な部屋シンプルで何もないね?」

「だから言ったろ?何もねぇーって、漫画ならあるけど読むか?」

「うん!見せて!」


俺達は漫画を読みながら、くだらねぇー話をしをして放課後を過ごした


「あっ、もう時間だ帰らなきゃ」


椿は時計を見ながら立ち上がる


「そうか、送ってくよ」


それにつられて俺も立つが…


「ううん!いいよ!家ここから近いの!」


顔の前で手を横に振りながらあいつはそう言った


「いや、でも……」

「大丈夫!れん君!今日は楽しかったよ!明日も、今日の場所で待ってるね?」

「そうか、わかった、気お付けて帰れよ?それと、れん で、いいから」


椿は一瞬不思議そうな顔をしたがその後にニコッと俺を見て微笑んだ


「わかった!じゃーれん!また明日!」


そう言うと椿は俺の部屋のドアを開けて玄関へ向かい帰っていった

以外にも楽しかった気がする
あの日以来誰ともツルンでない俺は急に誰もいなくなった部屋の静まりに愛おしさを感じた


こうゆうのも悪くないかもな

この時俺はまだ気づいていなかった
あの、椿 かえでとゆう女子に少しずつ心を開いていた