「あ、そうか。」 「ちょっともう!ちゃんとしてよね!」 ――那流…。つい先ほど言われたのにもう忘れる…?だから、いつまでたっても馬鹿なままなんだよ。 「悪いって!ほら、もう一回歌うから!」 「当たり前だよ!」 那流に奈菜が詰め寄りながら怒る。それに那流は一歩下がって謝る。 ――まるでカップルみたいだなぁ。一応、私が那流の彼女なんだけど。 少し嫉妬してしまうほど、二人は仲がいい。 まぁ、幼馴染だからな。 「じゃあ、歌うぞ?」