なぜだか、笑う横田にイラつく。にこにこと微笑み続ける横田が異様に不気味に見えて仕方がない。








――勉強のし過ぎで疲れたのかな?










目をごしごしと掻いて横田を見つめ直す。











すると先ほどのような不気味な笑顔ではなく、いつも学校で浮かべるような笑顔を浮かべていた。









――見間違い…か。










「歌詞に意味があるかぁー。そうだね。とうりゃんせとうりゃんせ。ここはどこの細道じゃ…そうだ!細道って出てきてるんだし、細い道で歌えばいいんじゃないの?」









そのとき、奈菜が 思いついた! と声を荒げる。細道で歌う。随分と安直な推理だけど、案外そんなものなのかもしれない。どうせ、ほかに推理はないのだしやってみるか。










「じゃあ、この辺に細い道はないしちょっと歩こうか。」