「那流五月蝿い。黙って。条件ってたとえばどんな?」








「んぐぅ!?知由美!?」








「ついに知由美にまで見捨てられたか。ドンマイっ!」









私は何度でもいうが勉強がしたいんだ。









こんな会えるかどうかもわからない空姫様探しなんて早く終わらせたい。










「そうですね。そこまでは考えていませんでしたが、例えば特定の場所で歌わないとダメ…とかでしょうか。」









――特定の場所…









「あ、もしかしたら歌詞に意味があるかもしれません。何だか、謎解きゲームみたいで面白いですね。」








そういって横田は笑う。








――面白いって何よ。面白いって。こっちは早く終わらせたくて必死なのに。