横田だ。








「えー。はぁ。しょうがないなぁ。」









横田にまでも頼まれたら断れない。と言っても、奈菜に頼まれた時点でもう引き受けるつもりだったんだけど…









「俺も賛成!やっぱ空姫様探し続けようぜ!」









那流も楽しそうに、というか必死そうに声を荒げて同意する。










――そんなに勉教したくないか…










大体の意図は分かるので、私は冷たい目線を浴びせる。まぁ気づかないんだけどね。









「はいはい。分かった分かった。それで、横田はどんな条件が足りないと思ったの?」






「そうですね…。そこまでは考えていませんでしたが、例えば、特定の場所で歌わなければならない…とかでしょうか?」







「成程!さっすが裕也!」







横田の案に那流が感心する。








――まったく。すぐに調子にのるんだから。