「あ〜、疲れた!」 「ね〜(笑)」 そんな会話をしながら澪と部活が終わって、外に出ると、 「葵!」 と、名前を呼ばれて振り向くと… 「!!」 今も昔も変わらずユニフォームを真っ黒にした海斗が立っていた。 「……。」 私が驚いて言葉を発せずにいると海斗は、 「一緒に帰ろ」 と言った。 「うん」 私はためらいがちに返事をし、ふと横を見ると気を利かせたのか、澪の姿はもうなかった。