「あ〜、あいつさ中学で野球やってんだけど、その部がよく練習休みになるらしくて、よく俺の名前使って練習に来るんだ。 たぶんその時に見てたんじゃね?」 「そうなの? でも、だったら私にも顔見せてくれてもいいのに…。でも、そっか。相手がわかれば安心♪」 「……。」 海斗は、 なぜかそれきり口を開くことはなかった。 でも、相手がわかったことで安心した私は、それからも文通を続けていった。