世界の端っこの音


「ごめん、ちょっとだけいさせて。」


私の心臓が鳴り響く。

彼に聴こえてしまいそうな程。

「ドキドキするね。」

彼のその言葉にびっくりした。

「私もです。」


「また、いこうな。」