春side


僕の耳は聞き間違えたのだろうか。


今、僕の想い人が僕のことを好きだといった。


「僕は君の好きなSpringshineの春だけどこんなメガネをかけた僕も春なんだよ」


こんな僕を、美しい君が好きになるなんてはずがない…


「私は春さんをすきになったんです。」


僕はその言葉を聞きた途端に手で顔を覆った。


嬉しすぎた。

こんなことがあるのだろうかと。