「いい加減、その態度やめてくれよ」 「……っ!」 彼のその言葉に、喉を詰まらせた。 「俺のこと、まさか忘れたわけじゃないだろ?」 「そんなこと…っ」 あるわけがないじゃない。 私の初恋なんだよ? 大好きだったんだよ? そんなに簡単に忘れられるなら苦労しない。 「いつ帰ってきたんだ?」 「…3ヶ月前」 「そっか」