「お前それでいいの?」
「うん。当たり前じゃん?」
お願いだからあたしを見て。
幼なじみじゃなくてひとりの女の子として。
お願いだから気づいて。
あたしは涼介が好きなの。
先輩を利用しようとするあたしは
最低だと思う。
わかってるけど、それでも涼介がいいから。
涼介が自分を見てくれるまで
あたしは先輩を利用させていただきます。
「っ・・・。そうか。
よかったな。」
そんな言葉言わないで。止めてよ。
「ありがとう。」
自分の一番の笑顔を涼介にむける。
「じゃあ、俺行くわ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…