しばらくしてあの男から連絡がきた いつもの酒場で今日の昼に待ち合わせになったらしい こんな仕事を引き受けるなんてどんな奴だろう きっと金に目がくらんだクズに違いない 俺は酒場の中へ足を進める 相手はまだ来ていないようで誰もいないカウンターの席に腰掛ける その時、不意にドアの開く音がした