「何か新しい仕事はあるか」



「あるさ、今日は仕入れてほやほやで君にぴったりの仕事がね」




「それは楽しみだな」



ここは情報屋と依頼屋が出会う酒場



酒場だが妙に静かなこの場は居心地の悪さを感じる




「で、その内容はいくらだ?」



「そうだなぁ…これは俺だからゲットできたとてつもなくレアな情報だからなぁ」



「早く言え」


「まぁ待てよ、その前に出すものがあるだろ」




俺は何も言わず金貨の入った袋を机に置く