「あー、そうそう! 早速だけど俺をこの船に乗せてよ」 「何を言ってる」 「俺達も丁度アボット国に用があってね 俺は武器持ってないから戦えないし、 目的地が同じならいいでしょ?」 「また麻薬か。」 「それは教えられないよ ねぇ、とにかく乗せて?」 「敵を自分の懐に入れる程俺達は馬鹿じゃない」 「頑固だなぁ… そんなに心配ならさ、折角依頼屋を二人も雇ってるんだし、俺の見張りをやって貰いなよ」