「リゼリア、リゼリア!」
「何?」
「良かった、なんかぼうっとしてたから…」
どうやら、私の悪い癖が出たみたいだ
「大丈夫よ、ちょっと考え事してただけ」
「そう…ねぇ!今度はリゼリアの事教えてよ!」
「私の…事?」
「そう!じゃあまずは、リゼリアはいつからリュカ君といるの?」
「いつから…か、うーん…一週間ほど前かな」
「え!最近じゃん!じゃあ、まだちょっと気まずい?」
「まぁリュカとは小さい時よく遊んでたし、気まずくはないかな」
「ふーん…
でさ!どうなの!?リゼリアはリュカ君のこと!!」
「どうって…何が?」
「もう!リュカ君のこと好きなのって聞いてるの!!」
「え…別に、恋愛感情はないかな…」
「えーっ、つまんないのー…」

