…あの子はどこだろう キョロキョロと辺りを見て走った 矢や火が飛んできてそれを避けようとすると、身につけた大きくて重い武器が邪魔だった だから私は武器を置き、また戦場を走った 夢中だった もしかしたらあの子は私と同じかもしれない… 簡単に人を殺せるような狂った子どもは私だけではないかもしれない… 期待に胸を躍らせてただ無心で捜した 「伏せろ!!」