「エリーナ、なんて失礼な事を言うの!謝りなさい!」 「アリア、大丈夫よ。よくあることなの。依頼屋なんて怪しい仕事してる人、信じられなくて当然よ」 「リゼリア…」 そう、こういったことはよくあるのだ この一座の誰かを殺すつもりはさらさらないが 人を殺しているのは事実だ 今更弁解するような事ではない 「ふんっ、アリアも気をつけなよ。あんまり気を許してるとつけ込まれるよ」 「エリーナ…」 そう言って彼女は置いてあった袋をひったくるようにして去っていった