「…ついてこいよ。お前、自分の部屋知らないだろ
後、この施設の事も教えておく」
少女は大人しくついて来た
「この施設に入っている人間は皆、平民から出された軍で、
国家直々、つまり元々武家や貴族の国軍と区別して平軍と呼ばれている
平軍の仕事は単純だ。国家から出動命令があれば、戦地に行って戦うそれだけだ。
あと、この施設で過ごす以上は規則を守らなくてはならない
その規則を破る事があれば、国軍に容赦なく殺される
まぁ、その規則は追々教えていくとして、
ここが武器庫だ
ほら、武器に名前が書いてあるだろ?
武器は出動命令がかかり次第ここから自分の物を取る
命令以外の時に持ち出すのは厳禁
扉についたセンサーが反応して奴らが殺しに来る
手入れは奥の個室に全てが揃ってる」

