「とりあえず、教室いこっか」
瑞希と一緒に私たちの教室のある西棟の3階に向かう。
西棟は3つある棟の中で1番遠い
やっと私たちのクラス、ちなみにB組
についた。
ついたんだけど、、、教室の前に人がいっぱいいて入れないんですけど!!!
「あぁ〜、これが噂の追っかけか」
瑞希はこの人だかりの理由がわかっているらしく、隣でそんな事を言う。
「ねぇねぇ、瑞希っ。これ、なんなの?」
「えっ、雛わからないの?
私たち、誰と同じクラスになったんだっけ??」
「ん〜っ、クラス表少し見ただけだからちょっとしか分かんないけど、、
田城さんと、秋山さんと、夕陽くんと、美羽ちゃんと、、、、いでっ!!」
同じクラスであろう人の名前を上げてたら、瑞希に頭をパシっと叩かれた。
「あんたってマジでバカなの?」
おまけにバカとまで言われました…
